去年はたくさんの素晴らしい音楽家・ダンサーの方々とご一緒する機会に恵まれ、
今の自分の状態を見つめ直す機会を頂きました。
そんな時にふつふつと興味が湧いて来たのが北インド古典音楽の世界。
今年の頭から、
シタール奏者のアミット・ロイ先生のもとで北インド古典音楽を基礎から学んでいます。
ゴールデンウィーク中、
2泊3日で門下生の合宿に参加してきました。
場所は知多半島にあるお寺。
小高い場所にあって海が一望できました。
まだ数回のレッスンしか受けたことがなく、
レベルが未熟な上に、知ってる人もあまりいないので、どきどき。
お寺に到着したら、そこは別世界。
畳の上にシタールやサロードがこんなに転がっている場所は日本でそうそうないんじゃなかろうか(笑
シタールの人がもちろん一番多かったですが、
タブラ、サロード、バンスリー、サーランギ、ボーカル、エスラジと、
様々な顔ぶれでした。(バイオリンはぼく一人でしたが。。。。)
先生に教えてもらったフレーズをみんなでひたすらループする練習がメイン。
シタールとサロードのキラキラした音色に包まれ続けて、
何度かトリップしかかりました。
共鳴弦とジャワリの音色が羨ましい。
インド音楽用に、20本くらい共鳴弦付いた5弦バイオリンが欲しいなぁ。
一斉練習が終わっても、
どこかで誰かが、楽器を弾いてる。
そうそう、
ある晩、ひとつのターンをみんなで練習してたら先生が来て、
どんどん高速に煽っていき、わけのわからんくらいのスピードに。
そのままのスピードでみんなで3時間弱?くらいみんなで弾き続けました。。。笑
倒れるかと思った。。。。
次の日にサロードの方と昼食をしながらそれを思い出してのお話をしてたら、
以前の個人レッスンのときも、
同じようにスピードを求められて速度をどんどん上げて弾かされたことがあったとのこと。
その後に「だが速けりゃいいってもんじゃない」との前置きをして先生が言った一言。
「速さには限りがある。Beautyには限りがない。」
そうか、その通りです、師匠!
限りのないBeauty、
その片鱗にでもいいから早く自分の演奏の中で触れてみたいものです。
今回、いろんな方とお話できたのも、
いい経験になりました。
本当に個性的で素敵な方ばかりでした。
みなさんいろいろ教えてくださってありがとうございました!
来年、参加する際には、もっともっとレベルアップしてたいです。
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