『永遠と一日』、
売ってないと嘆きの記事を書きましたが、
「海外版ならまだ売ってるよ」
とか、
「アマゾンの中古品コーナーでならあるみたい」
など友人らが連絡をくれたので、
もうこの流れで買ってしまえ、と思い、
8000円弱の未開封品を見つけ、注文しましたっ!
早く届かないかなぁ。
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2011年5月29日日曜日
2011年5月23日月曜日
永遠と一日
ぼくのプロフィールに書いてある、ギリシャの映画、
テオ・アンゲロプロス監督の、
『永遠と一日』(Eternity and A Day)という映画です。
登場人物は、
病に冒され最期の一日を過ごそうとする作家、隣国からの難民の少年、失われた母語で詩を書く為に、言葉を買う詩人。
とても美しい作品。
この映画の中で、
花婿が、親族の行列の先頭でリラ※とアコーディオンの伴奏でダンスをしながら花嫁を迎えに行く、結婚式のシーンがあるんです。
※リラ→ギリシャの擦弦楽器。トルコではケメンチェという呼称(厳密には違うかも)。リラにはいろいろ種類がありますが、作品の中のリラはPontic Lyraかと。
楽曲や演奏がとりわけ素晴らしいわけではない。
荒削りの舞踏曲だし、結婚式も、安直な幸せを感じさせるようには決して描かれていない。人間という生物が、成長して、結婚して、子供を育て、老いて、死にゆくんだ、という人生の一連の過程の入り口を見るような描かれ方です。なにせ、この監督が撮るギリシャは、よくあるステレオタイプの、青い空、青い海、白い町並みなんかではなく、いつも曇った灰色の空、冷たい雨に濡れた街、歴史の流れに翻弄される小国、悲しみを湛えた人々の眼差し。(ああなんて暗いっ!笑)
ただそのシーン、当時高校生のぼくには何か大きな印象で残ったんでしょうね。そんなわけで、ぼくが初めて買ったトラッド系のCDはギリシャの民族音楽でした。
最近、その結婚式のシーンを強く思い出す出来事が思いがけずあったので、
もう一度この作品を観たくなり、DVDが欲しいんです。
でも単品では既に廃盤。。。。
オークションで見たら、未開封新品が18000円で出品されてました。
定価5000円弱なのに。。。。。(泣
監督の全集買うしかないかなぁ。。。。
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2011年5月22日日曜日
音響兵器
久々の更新です。
先日、神戸の古いビルの地下の廊下を歩いていたとき、
めちゃめちゃけたたましい警報の音に振り返りました。
館内放送で非常用設備の点検中なのは知っていましたが、
あまりにもけたたましいので、びっくり。
けたたたたたたたたたたたたたたたたたたたましい、て感じです。
発音原理はデジタルなものではなく、
金属の枠の中のハンマーみたいなモノが、
ウィンウィン揺れて外の枠にぶつかりまくるという原始的なシロモノ。
こんなの
↓
音って振動なんだ、と改めて思った。
空気揺れてたもんな。
ぼくはすぐ想像が飛躍するので、
鼓膜に感じた痛いくらいの振動の中、
音って、モノを破壊できるんだ、ともその時思いました。
実際にそういう兵器もあるんです。
音響兵器。
今度詳しく調べてみようっと。
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先日、神戸の古いビルの地下の廊下を歩いていたとき、
めちゃめちゃけたたましい警報の音に振り返りました。
館内放送で非常用設備の点検中なのは知っていましたが、
あまりにもけたたましいので、びっくり。
けたたたたたたたたたたたたたたたたたたたましい、て感じです。
発音原理はデジタルなものではなく、
金属の枠の中のハンマーみたいなモノが、
ウィンウィン揺れて外の枠にぶつかりまくるという原始的なシロモノ。
こんなの
↓
音って振動なんだ、と改めて思った。
空気揺れてたもんな。
ぼくはすぐ想像が飛躍するので、
鼓膜に感じた痛いくらいの振動の中、
音って、モノを破壊できるんだ、ともその時思いました。
実際にそういう兵器もあるんです。
音響兵器。
今度詳しく調べてみようっと。
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2011年5月8日日曜日
コルネット・ヴァイオリン
楽器紹介しますっ!
今回ご紹介するのはコルネット・ヴァイオリン☆
録音の技術が未発達だったころに、ヴァイオリンの音をマイクにうまく集音するために
ドイツ人のJohannes Mattias Augustus Stroh氏が発明し、ラッパ付きヴァイオリンです。
1899年に特許を取っているみたいなので、それなりに古い楽器ですね。
日本ではコルネットヴァイオリンという名前が一般的ですが、
(楽器自体がそもそも一般的じゃないのでこういう言い方も変なんですがね笑)、
海外では、
Stroh Violin
Phono Fiddle
などという呼び方で、いろんな人が現代においても演奏しています。
独特の鼻にかかった哀愁のあるわびしい音がするせいか、
日本ではちんどん屋さんが使ったり、歌謡曲の録音などにも使われていました。
ぼくはルックスから音色から、この楽器に惚れてしまいまして、
数年前に一本ジャンク品を偶然見つけて買いました。
それがこれ↓
届いた時、嬉々として弾こうとしたんですが、
この楽器、ラッパが真鍮でできているため、
めちゃめちゃ重くて、実用性がまったくなし(笑
構えるだけで腱鞘炎になりそうなんです。
実はほかにもラッパがアルミでできているタイプのものがあるみたいで、
ずっと悩んでたんですが、ライブでも効果的だし、
数年経った頃、実用に耐えそうなタイプを海外から取り寄せました。
人のところに置きっぱなしで最近家に持って帰って来たので、
動画を撮ってみました☆
ぼくの大好きな曲です笑。曲調と音色がぴったり♪
でもせっかくやかちかじかライブで使いたいなぁ。
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今回ご紹介するのはコルネット・ヴァイオリン☆
録音の技術が未発達だったころに、ヴァイオリンの音をマイクにうまく集音するために
ドイツ人のJohannes Mattias Augustus Stroh氏が発明し、ラッパ付きヴァイオリンです。
1899年に特許を取っているみたいなので、それなりに古い楽器ですね。
日本ではコルネットヴァイオリンという名前が一般的ですが、
(楽器自体がそもそも一般的じゃないのでこういう言い方も変なんですがね笑)、
海外では、
Stroh Violin
Phono Fiddle
などという呼び方で、いろんな人が現代においても演奏しています。
独特の鼻にかかった哀愁のあるわびしい音がするせいか、
日本ではちんどん屋さんが使ったり、歌謡曲の録音などにも使われていました。
ぼくはルックスから音色から、この楽器に惚れてしまいまして、
数年前に一本ジャンク品を偶然見つけて買いました。
それがこれ↓
届いた時、嬉々として弾こうとしたんですが、
この楽器、ラッパが真鍮でできているため、
めちゃめちゃ重くて、実用性がまったくなし(笑
構えるだけで腱鞘炎になりそうなんです。
実はほかにもラッパがアルミでできているタイプのものがあるみたいで、
ずっと悩んでたんですが、ライブでも効果的だし、
数年経った頃、実用に耐えそうなタイプを海外から取り寄せました。
人のところに置きっぱなしで最近家に持って帰って来たので、
動画を撮ってみました☆
『芸者ワルツ』
『Amazing Grace』
こんなのもありかな、と思ってのスタンダードチューン。
軽いアルミでできているといっても普通の木のヴァイオリンよりは、
はるか〜〜に重い。。。。。。
弾きにくいので、かなり弾く曲を選ぶんです。。。。
でもせっかくやかちかじかライブで使いたいなぁ。
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2011年5月6日金曜日
高槻ジャズ終了☆
先日告知した高槻ジャズ、
無事終了しました。
まず13時からはナッシュビルウェストにてDixie Duck Showのライブ。
温かいお客様に迎えられ、
気持ちよく演奏することができました。
いろんな方と久々にお会いできたのも嬉しかったな☆
知り合いが予告なしにライブに来てくれて、
「あ~~~~~っ!」
て、びっくりするのは本当に愉快なことです(笑
さてさて演奏のほうも紹介したいと思います。
この日のDixie Duck Showの演奏は、
全曲YOUTUBEにアップしているので、
もしよかったら見てやってください♪
飲んだり食べたりしているうちにあっという間に夜に。
21時からは粉もんバー・インパクトでのザンザンのライブ。
ドラム、アンプなど持込だったので、セッティングに手間取ったりで、
かなりアタフタしてしまいました。
本番中もそのままアタフタモードで突入してしまったので、
てんやわんやでした。。。。
何したかぜんぜん覚えてないや、ははは(笑
見苦しいところをお見せしたなぁ、すみません。
しかも本番の演奏中に弦が切れた。。。。
実は今年に入って弦切るの2度目なんです。。。。
まあ弦が切れたら、
何故かお客さんから温かい拍手をいただけるので(笑)、よしとしよう。
みんな優しいな~、ありがとうございます。。。
ザンザンのライブは、
いつもとは完全に違うテンションで最初から最後まで演奏したので、
いい経験になりました。
聴いていただいた皆様、
お店の方、スタッフの皆様、
セッティング手伝うハメになった友人たち、
一緒に演奏してくれたバンドのみなさま、
ありがとうございました~。
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2011年5月2日月曜日
帰省
久々に帰省しました。
今回は友人数人を実家に招いてパーティーする計画。
そのうちの一人が車を出してくれるというので、
連休初めの4/29の昼頃に連れてってもらおうと思ってたのが、
電話で相談するうちに、渋滞を避けるため、突然前日の深夜に出発することに。
連絡もなしに深夜に実家に帰るのは憚られたので、
名古屋市内の友人オジマくんのお宅に泊めてもらうことに。
午前3時頃に名古屋は鶴舞に到着。
布団の枚数と人間の数が完全にアンバランスだったけど、
なんとか就寝、無事起床。
朝はオジマくんが拾った初代のファミコンでマリオをみんなでプレイしたあと、
近所の喫茶店でモーニング。
その後は大須の豊田たんす店に遊びにいきました。
豊田たんす
この家具屋さん、大変素敵な家具を取り扱っている老舗の家具屋さんですが、家具の廃材や端木などで作ったヨーロッパの古楽器が家具の合間に、ちょこんと置いてあるんです。
既にぼくは何回か見学させてもらってるんですが、
何回みても飽きないので、再訪させていただきました。
チェンバロ、オルガン、プサルテリウム、ストリートオルガン、リュートなどが、
家具のかぐわしい香りの中に佇んでいます。
店員さんのお一人はパーカッションやドラムをされてる方で、
音楽談義にも花が咲きました。
名古屋でいつか一緒にライブさせてほしいなぁ。
その後うなぎを食べにいくことになったんですが、
豊田たんす店の店員さんがめちゃめちゃ丁寧におすすめの店を教えてくれて、しかもお店に電話で予約までしてくれました。
親切すぎて恐縮しっぱなし(笑。感謝です。
家具も店員さんも素敵だし、
いつか豊田たんす店の家具を買いたいなぁ。
昼食にうなぎを食べ、友人ら数人を伴って、いざ実家に突入。
その晩はみんなよく食べてよく飲みました。
両親と友人が入り乱れてお酒を飲んで楽しい時間を過ごせるのって、
本当に贅沢。
父親はいつもは夜の早い時間に自分の部屋に帰って寝てしまうんですが、今回は楽しんでくれたみたいでみんなで一緒に夜更かししました(笑
翌日は各自、思い思いのことをしてまったりと過ごす。
近所の河原で太鼓、ネイ(中東の笛)、ミジューズ(エジプトの葦笛)を、
歩きながら奏でて遊んでいたら、
見ず知らずのカップルにくすくす笑われて、
「これ(この人たち)一体なんなんですか?」と尋ねられました(笑
その後仲良くなって一緒に歓談。(笑
なんでもカレのほうは偶然にもバイオリン弾きらしく、
ここでも音楽談義に(笑
どこでどんな出会いがあるかほんまに不思議です。
自分の実家に関わらず、
連れて行った友人らのほうがぼくより寛いでいたくらいでした。
自分が住んでた家に帰ったはずやのに、みんなで旅館に泊まった気分(笑。
抜群に愉快な休日でした。
ざ~と書きましたが、
こうやって事実だけでも書き留めておくと、
後日思い出すための記憶のトリガーになります。
写真も、撮りすぎるのは好きじゃないけど、
同じ理由で、ちょっとずつあったら、いいですね。
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今回は友人数人を実家に招いてパーティーする計画。
そのうちの一人が車を出してくれるというので、
連休初めの4/29の昼頃に連れてってもらおうと思ってたのが、
電話で相談するうちに、渋滞を避けるため、突然前日の深夜に出発することに。
連絡もなしに深夜に実家に帰るのは憚られたので、
名古屋市内の友人オジマくんのお宅に泊めてもらうことに。
午前3時頃に名古屋は鶴舞に到着。
布団の枚数と人間の数が完全にアンバランスだったけど、
なんとか就寝、無事起床。
朝はオジマくんが拾った初代のファミコンでマリオをみんなでプレイしたあと、
近所の喫茶店でモーニング。
その後は大須の豊田たんす店に遊びにいきました。
豊田たんす
この家具屋さん、大変素敵な家具を取り扱っている老舗の家具屋さんですが、家具の廃材や端木などで作ったヨーロッパの古楽器が家具の合間に、ちょこんと置いてあるんです。
既にぼくは何回か見学させてもらってるんですが、
何回みても飽きないので、再訪させていただきました。
バロック・リュート
ポルタティーフ・オルガン
家具のかぐわしい香りの中に佇んでいます。
店員さんのお一人はパーカッションやドラムをされてる方で、
音楽談義にも花が咲きました。
名古屋でいつか一緒にライブさせてほしいなぁ。
その後うなぎを食べにいくことになったんですが、
豊田たんす店の店員さんがめちゃめちゃ丁寧におすすめの店を教えてくれて、しかもお店に電話で予約までしてくれました。
親切すぎて恐縮しっぱなし(笑。感謝です。
家具も店員さんも素敵だし、
いつか豊田たんす店の家具を買いたいなぁ。
昼食にうなぎを食べ、友人ら数人を伴って、いざ実家に突入。
その晩はみんなよく食べてよく飲みました。
両親と友人が入り乱れてお酒を飲んで楽しい時間を過ごせるのって、
本当に贅沢。
父親はいつもは夜の早い時間に自分の部屋に帰って寝てしまうんですが、今回は楽しんでくれたみたいでみんなで一緒に夜更かししました(笑
翌日は各自、思い思いのことをしてまったりと過ごす。
近所の河原で太鼓、ネイ(中東の笛)、ミジューズ(エジプトの葦笛)を、
歩きながら奏でて遊んでいたら、
見ず知らずのカップルにくすくす笑われて、
「これ(この人たち)一体なんなんですか?」と尋ねられました(笑
その後仲良くなって一緒に歓談。(笑
なんでもカレのほうは偶然にもバイオリン弾きらしく、
ここでも音楽談義に(笑
どこでどんな出会いがあるかほんまに不思議です。
自分の実家に関わらず、
連れて行った友人らのほうがぼくより寛いでいたくらいでした。
自分が住んでた家に帰ったはずやのに、みんなで旅館に泊まった気分(笑。
抜群に愉快な休日でした。
ざ~と書きましたが、
こうやって事実だけでも書き留めておくと、
後日思い出すための記憶のトリガーになります。
写真も、撮りすぎるのは好きじゃないけど、
同じ理由で、ちょっとずつあったら、いいですね。
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