今回ご紹介するのはコルネット・ヴァイオリン☆
録音の技術が未発達だったころに、ヴァイオリンの音をマイクにうまく集音するために
ドイツ人のJohannes Mattias Augustus Stroh氏が発明し、ラッパ付きヴァイオリンです。
1899年に特許を取っているみたいなので、それなりに古い楽器ですね。
日本ではコルネットヴァイオリンという名前が一般的ですが、
(楽器自体がそもそも一般的じゃないのでこういう言い方も変なんですがね笑)、
海外では、
Stroh Violin
Phono Fiddle
などという呼び方で、いろんな人が現代においても演奏しています。
独特の鼻にかかった哀愁のあるわびしい音がするせいか、
日本ではちんどん屋さんが使ったり、歌謡曲の録音などにも使われていました。
ぼくはルックスから音色から、この楽器に惚れてしまいまして、
数年前に一本ジャンク品を偶然見つけて買いました。
それがこれ↓
届いた時、嬉々として弾こうとしたんですが、
この楽器、ラッパが真鍮でできているため、
めちゃめちゃ重くて、実用性がまったくなし(笑
構えるだけで腱鞘炎になりそうなんです。
実はほかにもラッパがアルミでできているタイプのものがあるみたいで、
ずっと悩んでたんですが、ライブでも効果的だし、
数年経った頃、実用に耐えそうなタイプを海外から取り寄せました。
人のところに置きっぱなしで最近家に持って帰って来たので、
動画を撮ってみました☆
『芸者ワルツ』
『Amazing Grace』
こんなのもありかな、と思ってのスタンダードチューン。
軽いアルミでできているといっても普通の木のヴァイオリンよりは、
はるか〜〜に重い。。。。。。
弾きにくいので、かなり弾く曲を選ぶんです。。。。
でもせっかくやかちかじかライブで使いたいなぁ。
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