2011年4月26日火曜日

ポシェット・ヴァイオリン

半年ほど前、
十三駅前のヌシである(笑)、
ディジュリドゥ吹き&三線弾きの知念誠さんが、
うちに遊びに来たとき、いたく気に入った楽器がありました。







ポシェット・ヴァイオリン。


昔のヨーロッパで、
ダンス教師がレッスンのときの音楽を奏でる為に使っていた、
ポケットに入るサイズのヴァイオリン。

(といってもかなり大きなポケットじゃないと無理だと思うんですが、、、、笑)

昔は現代と違って録音物がないので、
そんな風にダンスのレッスンしてたんですね。

その由来と名前の響きが好きで、
数年前にアメリカの個人工房から取り寄せたものです。

その工房のおじさんが作ってるモデルは、
昔風のポシェット・ヴァイオリンではなく、
現代風にアレンジされたトラベル・ヴァイオリンという感じですが、
安価ながら、非常に丁寧に作ってある好感のもてる楽器でした。

ただぼくは常に普通のサイズのヴァイオリンは持ち歩いているし、
音量もかな~~~~り小さいので、
使う機会があまりなく、壁に掛けてたんです。

ところが知念さんはその小さな音量も気に入ったみたいで、
ぼくが売ってもいいと言うと、買い取ってくれるとのこと。
商談成立。

そんなこんなでポシェット氏は知念さんに貰われていったわけですが、
ちょっとしてからお会いしたとき、
彼は一日中弾いてたらしく、沖縄民謡をすぐに何曲か弾けるようになってました。

ポシェット氏も弾いて貰えて、嬉しそう。

譲ってよかったなぁと思った瞬間でした。

楽器(に限らず道具)は、使ってなんぼですからね。

そんな知念さん、

中国製の安物やけど、
実は知人がくれた普通のサイズのヴァイオリンも持ってるらしい。

弦を張り替えてくれないか、との依頼を受け、
昨晩行ってまいりました。

ペグなどにちょっと難アリの楽器でしたが、
弦を張ったらひとまずは使えそう。



 





結構サマになってますね♪(笑
南米に「ハベッカ」というシンプルな作りのフィドル(ヴァイオリンの俗称)がありますが、知念さんが持つとそんな雰囲気でいい感じです。



いつか知念さんとライブでヴァイオリン・デュオとかしたいなぁ。
それかぼくが三線弾こうかな。






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